ママを取られて悔しいでちゅ? 「赤ちゃんに嫉妬する夫」の対策法とは

by

妊娠・育児

出産, 妊娠,

あなたの会社では産前産後、育児休暇制度はどうなっていますか? 2011年厚生労働省の調査によると、1940年の完結出生児数は4.27人だったのに対し、2010年は1.96人と2分の1以下。国として対策が必要だと、多くの企業が子供を産み育てやすい制度を整えようと動いています。

一方家庭ではどうでしょう。夫の理解・協力を得るためには、自分自身で動かなければなりません。産後、「夫の理解が得られない、協力してくれない」と嘆くことは避けたいもの。

知っておくべきこと・行っておくべきことを、産前産後の女性を支援している、株式会社ビューティクルの代表取締役、谷藤里絵さんに伺いました。

 

■男は赤ちゃんに嫉妬する? その驚愕の事実を知っておく

赤ちゃんが産まれた後の生活を想像し、ワクワクな生活を送っている妊娠中。お互いを気遣いながら生活していた夫婦のところへ、自分と似ている赤子が突如として加わるのが“出産”です。

「これまで自分に愛情を注いでくれた妻が、いきなり自分以外の人間を溺愛し始める。これはまさに“愛人”の存在と同じもの。妻の立場からすれば、“あなたもこの子の親でしょ? 赤ちゃんのお世話や産後の家事も協力してよね!”“赤ちゃんのお世話で大変なんだから、自分のことは自分でしてね”となります。

このようにして、急にやってきた愛人に妻を取られた夫は、“赤ちゃんに嫉妬”をするようになるのです。またこれは夫だけでなく、上の子供も産まれた赤ちゃんに“嫉妬”を感じ、赤ちゃん返りをしてしまうのと同じことです」

ちなみに、夫の赤ちゃん返りは“浮気”に発展する可能性もあるのだとか。上の子供が嫉妬をするのは想像できますが、大の大人が赤ちゃん相手に嫉妬心を抱くなど、女性からすると考えられないことです。しかし、夫の態度を理解するためにはまずこの事実を知っておきましょう。

 

■産後にラクしたいなら! 産前からしっかりやっておきたい“夫の教育”

産後にうける身体的なダメージや1年間に失われる睡眠時間。初産の人はとくに、これらのことが夫婦生活にトラブルを引き起こす原因となりえることをあらかじめ知っておくべきだ、と谷藤さんはいいます。

「私は大丈夫、などとタカをくくらず、周りの経験者に話を聞くなどして情報収集しておくとよいでしょう。どんなにラブラブな夫婦でも、女性ホルモンの影響や環境の変化によって、“夫の顔を見たくない”“触られるのはいや”と、夫への嫌悪感スイッチが入る女性は多いのです。さらに生活が赤ちゃん中心になると、夫との生活リズムと合わなくなり、会話量も激減します。

“赤ちゃんはほとんど寝ているもの”“産んでしまえば妻の体はすぐ元に戻るもの”と思っている男性に、そうではない現実を、産前からしっかり夫に伝え、理解を得ておくことが大切です」

 

以上、出産を控えた方に知っておきたい・事前にしておきたいことをお伝えしましたが、いかがでしょうか?

産後直後はとくに、おむつ替えと授乳で睡眠時間がなくなりますし、体が完全に回復するには少なくとも半年はかかりますので、時間が取れない産後ではなく、産前に夫婦で理解を深めましょう。最近では“父親スクール”なども増えてきていますので、そのような会に夫婦で出席するのもよいでしょう。

 

【関連記事】

※ 85%の赤ちゃんに影響!? 妊活前に「絶対に夫婦で対策すべき」怖いアレ

※ お宅のパパは?イクメン判定は「20時台に●●できる」かどうかで決まる

※ 2人目…どうする!? 働くママの7割以上が悩む「2人目の壁」の実態が判明

※ 平日夜忙しい時のギャー!子どもの「かんしゃく爆弾」を回避する秘訣

※ YOUの名言に納得!「まぶしすぎるママ雑誌」を読んでモヤモヤしない方法

 

【取材協力】

※ 谷藤里絵(たにふじ・りえ)・・・女性の「母女美力」を導き、磨き、輝かす株式会社ビューティクル代表取締役。妊娠・出産は女性にとって“美”を高めるチャンス。出産後の心と体をうまくコントロールし、快適な生活そして妊娠前よりも美しい体へと導くことをミッションとし、訪問・グループ産後ケア、育児休暇後職場復帰ケアやメソッドの提案、プログラム研究・開発を行っている。産後スタイリストの養成も現在募集中。また、さいたま市を拠点に地域に密着して活動するイクメンパパネットワーク“さいパパ”では、パパ力養成講座「さいたまパパ・スクール」にて講師を務める。

 

【参考】

※ 平成25年版 厚生労働白書 – 厚生労働省

ピックアップ記事一覧