人間よりも賢い!? あなたの仕事観をゆさぶる「ゴリラの生き方」3つの知恵

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人間よりも賢い! あなたの仕事観をゆさぶる「ゴリラの生き方」3つの知恵

あなたは最近、動物園でサル山やゴリラの檻の前で立ち止まったことがあるだろうか?

サル社会にも“ヒエラルキー”があるというが、サル山を眺めながら部長役や後輩役といったキャラ設定をし、人間模様ならぬ“サル模様”をじっと見ている、という方もいるかもしれない。

サルも人間と同じ霊長類であるが、実は人間は、サルよりゴリラに似た部分があるという。

そこで今回は、京都大学の学長で霊長類研究の大家である山極寿一氏の著書『「サル化」する人間社会』をひもときつつ、ゴリラの生き方が思い出させてくれる“仕事をするうえで大切なこと”を3つご紹介していこう。

 

■1:優劣をつけない

ゴリラは、高い社会性とコミュニケーション能力を持っている。ケンカをしても第三者が仲裁に入り、誰も勝たず、誰も負けず、優劣をつけないという。

サル社会のように“ヒエラルキー”で、自分と相手のどちらが強いか弱いかで決めるのは、時間がかからず効率的であるが、ゴリラはあえて勝敗を先送りして時間のかかる方法をとるそうだ。

オフィスにおいても、名刺交換した相手の肩書にビビってつい態度を変えてしまう方もいるだろう。大手企業のネームを誇りに思っている方もいるだろう。

しかし、肩書やバックボーンではなく、目の前にいるその人の人間性を見ることが重要だろう。

 

■2:遊び心を忘れない

ゴリラは人間のように遊ぶ能力に長け、遊びを通じて生きていくための社会的な技を身につけていくという。大人になってもハンデを付けて若いゴリラと思い切り遊ぶこともあり、子どもたちが無茶な遊びを仕掛けてきても、大人のオスは温かく見守っているそうだ。

遊びは一見無駄な時間に思えるかもしれないが、仕事においても、ほんの1さじの遊び心はいつでも持っておきたい。“ただこなすだけ”の仕事ほどつまらないものはない。エクセルで芸術的な数式を作ったり、見た人をほっこりさせる電話メモを極めるなど、“ほんの1さじ”だからこそ許されることを探そう。

 

■3:コミュニケーションを大事にする

ゴリラは、フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションを好み、仲間同士見つめ合って意思疎通を図るという。また、驚くことに食べ物を仲間で分け合ったり、まるで「おいしいね」と言っているようにハミングしたりするそうだ。

“目は口ほどにものを言う”というが、ゴリラは目を大事なコミュニケーションツールとして使っている。気品ある言葉の使い方や美しいメールの文面を作成することも大切だが、我々もフェイス・トゥー・フェイスのコミュニケーションを大事にしていきたいものだ。

 

以上、ゴリラの生き方が思い出させてくれる“仕事をするうえで大切なこと”についてお届けしたが、いかがだろうか?

“マウンティング女子”や、“スクールカースト”“ママカースト”といった言葉が生まれている昨今、山極氏は、人間社会が勝ち負けにこだわる“サル化”の道を歩んでいるのではないかと危惧している。

人間だもの、仕事での勝ち負けにホトホト疲れてしまった方も多いだろう。そんな時は、ふらりと動物園に出かけ、ゴリラをじっくりと観察してみてはいかがだろうか?

 

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【参考】

山極寿一(2014)『「サル化」する人間社会』(集英社インターナショナル)

 

【画像】

Mother and baby gorilla

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