喪中はがき届いたら…これが正解「喪中の人への新年マナー」3つ

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会社の上司にお歳暮やお年賀をおくるような風習はだんだん薄れてきているとは思いますが、もらった側はうれしいことには間違いありません。感謝の気持ちを表すにはとても良い機会ではありますが、「マナーに自信がない……」という方もいらっしゃるかもしれません。中でも気を付けたいのは“喪中”の場合。

大切な人を亡くした人の気持ちも十分に配慮し、気配りのできるオトナの女性を目指すべく、『和の所作・しきたり・マナー・テーブルマナー わたしサロン』を主宰する石田宙子さんに、喪中の方へのマナーについてお伺いしました。

 

■1:喪中の人には“寒中見舞い”を出しましょう

「喪中はがきが届いたら、関東なら1月7日、関西なら1月15日の松が明けたら“寒中見舞”として、ハガキを出します。時候の挨拶は省き、お悔やみを申し上げましょう。

入れ違いで年賀状を投函した後に 喪中はがきが届いた場合はすぐに詫び状を書き、改めて寒中見舞いを出します。また、“賀”という文字には祝いの意味が込められていますので、 避けるようにしましょう」

松が明ける時期は関西と関東で違いがありますが、出身地ではなく今住んでいる場所で判断するとよいでしょう。

 

■2:お歳暮はよくてもお年賀はNG!

「御歳暮は日頃の感謝の気持ちを表すもの、 御年賀は歳神様への供物が原点ですので基本は喪中であっても送っても構いませんが、心情的には “寒中見舞い”とした方が気を落としてらっしゃる遺族の方への気遣いになるでしょう。

一方御年賀は、“新しい年への喜びや祝い”というイメージが強いため、寒中見舞いにされた方がよろしいかと思います。また、年末にご逝去された場合などは、 喪中御見舞にされると良いでしょう」

 

■3:新年初日、喪中の人に言ってはいけないNG挨拶

「“去年”という言葉には“去る”というマイナスイメージがありますので避けましょう。喪中の上司に対しては “明けましておめでとうございます” とおめでたい挨拶は避け、“旧年中は大変お世話になりました。今年もどうぞ宜しくお願いいたします”と年の区切りと旧年中の御礼、 今年の抱負という形にいたしましょう」

新年の挨拶は“年の区切り”という意味を持ちますので、“これからも……”という長期間を表す言葉より、“今年も”という言葉のほうがなじむのだそうです。

 

以上、仕事場で喪中の上司や同僚への挨拶で気を付けたいマナーを伺いましたが、いかがでしょうか?

もちろん友人間でも同じですので、注意しておきましょう。

 

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【取材協力】

※ 石田宙子(いしだ・ひろこ)・・・日本マナー・プロトコール検定準1級(*1)。アメリカ・ニューヨーク州の高校、京都の大学・文学部英語英文学科を経て、16年間輸出商社で勤務。2013年に『わたしサロン』をオープンし、日本人としての和の所作、マナー、しきたり、海外でも通用する洋式のマナーや立居振舞などを中心に、テーブルマナーの講座も含め、総合的にグローバルな日本人を目指す。少人数制のコースを教えながら、外部では府立高校にて秘書検定講師を務める。型だけのマナーでなく、思いやる心、礼を尽くすをモットーに、城崎温泉での和装接遇講座や各種会でのテーブルマナー講座等を開催する。*1 プロトコール:外交儀礼・社交などのマナー

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