働きママが間違えがち!心理学で分かった「子どものしつけ」ポイント2つ

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しつけ, 子ども, 心理学

皆さんは、お子さんをお持ちですか? 子どものしつけは大変ですよね。優しくほめて育てれば良いと思う人もいれば、徹底的に叱って育てれば良いと思う人もいるでしょう。親の個性、子の個性はさまざまなので、子育てに唯一の正解はありません。

しかし、コミュニケーションネゴシエーターの江口信也さんによれば、心理学の成果から、多くの人に当てはまる方法というものが分かるそうです。

「心理学の考え方のひとつに、行動主義心理学というものがあります。この考え方によると、ある行動に対して報酬が与えられるとその行動は強化され、罰が与えられるとその行動は消去されるそうです。これをしつけに応用すると、次の2つのポイントが導き出せます」

そこで今回は、江口さんに“子どものしつけのポイント”についてお聞きしました。

 

■1:報酬を与える

「人間は、他人から称賛されたいという欲望を持っています。この欲望は、子どもも大人と同じくらいか、あるいは大人以上に持っているでしょう。

すなわち、ほめたり、頭をなでたりするという行動が、子どもにとっての報酬になります。

このような報酬を与えることで、子どもは大人が称賛する行動をとるようになります。しつけの効果が発揮されるということです」

 

■2:罰は与えない

「望ましくない行動を取った子どもに対して罰を与えると、行動が消去される。これだけ聞くと、“罰を与えた方がいいのでは?”と思うでしょう。

しかし、罰による行動の消去には欠点があるのです。それは、望ましくない行動を罰によって消去した後、もし罰を与えるのをやめてしまったら、再びその行動が復活してしまうという点です。じつは罰によって表面上、行動が消えたように見えても、じつは完全には消えていないのです。

厳しい先生の前では大人しくしていても、その先生がいなくなった途端に、悪いことをした経験がある方もいるでしょう。それと同じ現象です」

 

以上、“子どものしつけのポイント”についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?

一見手っ取り早い“罰を与える”という方法に隠された落とし穴が分かりましたね。“子どものしつけのポイント”は“ほめて伸ばす”という表現で要約することができそうです。皆さんも、お子さんが望ましい行動を取ったら、すぐにほめるようにしてはいかがでしょうか。

 

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【取材協力】

※ 江口信也(えぐち・しんや)・・・コミュニケーションネゴシエーター。大学院でコミュニケーションを学ぶ傍ら、その類まれなる語学力を活かし、世界中のディスコミュ案件を解決してきた交渉人。あえて実家で暮らしている。

 

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Vladimir Pustovit

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