いいママになりたい…!と泣きたくなった時「心をほぐす絵本」3選

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「私っていいお母さんじゃないなぁ」と自信をなくす日、ありませんか? 仕事で疲れてごはんを手作りできなかった時、子どもが「聞いて、聞いて」と必死に話しているのに、聞き流してしまった時、感情的に怒ってしまった時……。

“あぁ、やっちゃった”が積み重なっていくと、行き場のない自己嫌悪の感情を持て余してしまいますよね。

今回は、読み聞かせボランティアをしている筆者が、“優しい気持ちになる絵本”を3冊お届けしていきます。

家事と仕事で、心と体が消耗してしまった時、絵本のシンプルな文章が疲れた心に染み入ります。

 

■1:『かあちゃん取扱説明書』(童心社)

家の中で一番威張っていて、怒りっぽくて、見た目もオバチャンのお母さん。主人公の男の子は、「どうやったらかあちゃんを上手に扱えるんだろう」と悩み、かあちゃんを観察しながら取り扱い説明書を作り始めます。

主人公が、仕事中の“かあちゃん”や、ほかの子のお母さんを通じて、徐々に“かあちゃん”のカッコ良さに気づいていく過程に胸が熱くなります。

母親という立場で読むと、“いいお母さん”に正解がないことに気づかされ、思わず目頭が熱くなるシーンも。

小学校高学年向けの本ですが、ママひとりで読むなら短時間で読了可能です。

 

■2:『100年の家』(講談社)

1軒の古い家の100年間を美しい絵と言葉でつづった傑作。

結婚した日。赤ちゃんが生まれた日。子どもが巣立った日。戦争が始まった日。お葬式の日。家が建て替えられる日。
ありふれた日常は、あっという間に“歴史”になっていきます。

仕事や家事に追い立てられ、泥のように疲れている今日も、貴重な人生の1ページなのかもしれない。幼い子どもには少し難解な絵本でしょうが、大人の胸をたまらなく切なくさせる1冊です。

 

■3:『でんでんむしのかなしみ』(大日本図書)

仕事や家庭で問題が勃発した時、「あの人はわかってくれない!」と攻撃的な気持ちになることはありませんか?

絵本の中で「私はこんなにつらいのに」と誰かに言いたくて仕方がない主人公のでんでんむしが、他のでんでんむし達も“悲しみ”を抱えて生きていることを知ります。

疲れていると思いやりや想像力が欠如しがちですが、みんなそれぞれの立場で“悲しみ”や“辛さ”と折り合いをつけて生きているのかもしれません。

『ごんぎつね』『てぶくろをかいに』といった長く愛されている絵本を書いた新見南吉さんの優しさが感じられる1冊です。

 

以上、優しい気持ちになる絵本をご紹介しましたが、皆さんにもお気に入りの1冊がありますか?

絵本は子どもの情緒を育てるだけでなく、声にだして読むことでママ自身が癒やされることもありますよね。

夕方、仕事から帰ってきて朝食の食器が積み上げれた台所を見てドっと疲れた時、子どもと一緒にお気に入りの絵本の世界に入り込んで深呼吸をしてから家事に取りかかりませんか?

 

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【参考】

いとう みく、佐藤 真紀子(2013)『かあちゃん取扱説明書』(童心社)

ロベルト・インノチェンティ(画) J.パトリック・ルイス(著) 長田弘(訳)(2010)『100年の家』(講談社)

新見南吉(1999)『でんでんむしのかなしみ』(大日本図書)

 

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David D

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