きちんと読めてる!? 大人も間違えがち「紛らわしい日本語」10選

■「重複になりますが」「早急に対処を」……これなんと読む?
「重複」「早急」「出生」「一段落」「御用達」「世論」「慮る」

上記の単語の共通点、何だかわかりますか? それは、“読み方が複数ある”ということ。

例えば「重複」は「ちょうふく」と読みますが、「じゅうふく」と読む人も多い。同じく「早急」は「さっきゅう」ですが、「そうきゅう」と言う人もいる。

その他、「出生」は「しゅっしょうorしゅっせい?」、「世論」は「よろんorせろん?」等など、枚挙にいとまがありません。

さらに「慮る」は「おもんぱかる」も「おもんばかる」も使われていますが、人によっては片方の読み方はどうしても馴染めない! と感じる方もいるでしょう。

■言葉は生き物……市民権を得れば、立派な“日本語”に
このように読み方が二つ以上存在している単語というのは、たいていどちらかが後から派生したというパターンです。

漢字のイメージからの誤読が、だんだん正しいものとして広がる、というのは、言葉の歴史の中ではよくあることで、先ほど挙げた幾つかの単語は、複数の読み方があっても今はその全てが辞書に載っているものがほとんど。

言葉は生き物ですから、変化をして当然。いつの間にか「“ら”抜き言葉」を問題視する人が少なくなったように、最初は眉を顰められていた読み方も、いつしか市民権を得てしまうのです。

■雰囲気、体育、通り……けっこういる!? 間違ったままでいる人
しかし、明らかに間違った読み方、というのももちろんあります。これを堂々と口にしてしまうのは、大人としては恥ずかしいもの。

例えば、こんなところではないでしょうか。

「雰囲気」「体育」「通り」

「雰囲気」という言葉は、かなり使用頻度が高いにも関わらず、“間違われ率”も高い、という何とも皮肉な運命を持つ単語。

「ふいんき」と言ってしまっている人、いませんか? 試しにパソコンで「ふいんき」と打って変換してみてください。たとえ検索バナーの“予測変換”機能が働いたとしても、漢字として「雰囲気」に変換されることはないはずです。

「体育の授業」「体育館」と、子供の頃から慣れ親しんだ「体育」。幼い頃は、「たいく」と言っていませんでしたか? 漢字を見れば「たいいく」と読むことは一目瞭然なのに、思い込みって怖いものです。

地味に間違えがちなのが、「通り」。「とうり」と言ってしまう人もいるのではないでしょうか。日本語の響きでは、正しく「とおり」と発音しても「とうり」と聞こえてしまうことがある。そういった日本語の繊細さからも、誤読は生まれてくるのかもしれません。

以上、大人なら知っておきたい“間違えやすい日本語”でしたが、いかがでしょうか?

活字離れ、本離れが叫ばれる今ですが、言葉を覚えるにはやはり、言葉に触れることです。最近読書してないなー、という忙しい『BizLady』世代のあなたも、次のお休みにゆっくりと本を開いてみてください。