間違えたら即アウト…あなたの「席次のビジネスマナー」本当に大丈夫?

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ソコソコ社歴も長く、日々の業務には精通している女性でも、案外知らないのがオジサマ達にとっては当然の“ビジネスマナー”。

事務職がメインで、社外で打ち合わせをした経験が少なかったり、幹部の揃う社内の会議に出たことがなかったりすると、「あれれ? これってどっちが上座?」などと、その場になってあわてることも。

そこで今回は、席次のマナーについて見直してみましょう!

 

■1:上座は出入り口に一番遠いところ

社会人の常識として、上座=出入り口から遠いところと覚えている人も多いはず。だいたいのビジネスシーンでは、これさえ覚えておけば、なんとかなります。

それゆえに、それ以上は席次について深く考えないという弊害もあります。

人数が少なければ、偉い人を奥に通しておけば“常識人”としてのメンツが保てますが、人数が多い会議や、社内や社外の偉そうな人が複数出席する会合などで、急きょ世話役を頼まれたりした場合、このシンプルな知識だけでは、“社会人として物足りない人”と思われてしまう可能性も。

「○○さんは自分の仕事はデキるけど、外には出せないな~」と上司に悪印象を持たれないためにも、日頃から上座の知識について、バリエーションを増やしておきましょう。

 

■2:社内vs.社外! 大人数の交渉事(流しのレイアウト)

交渉の最終局面で、担当者から意思決定者までズラッと勢ぞろい。

先方も同じ人数で、長テーブルの対面式のレイアウト(業界用語で流しといいます)に通された場合、とりあえず、自分は出入り口に近い下座に座るのは正解です。

しかし、一番偉い人を出入り口から遠いからと、長テーブルの端の席につかせるのはNGです。

このレイアウトの場合、上座は、長テーブルの真ん中になります。また、それぞれが同格の相手の前に座るのが鉄則です。自分たちが先に座るのであれば、上座は中央、次が奥、最後が出入り口付近に。

すでに先方が着席している場合は、もっとも偉い人の前に自社の偉い人を案内しましょう。

ここで、誰が一番偉いかわからないという場合あると思いますが、これは事前に営業担当者や先方の窓口に確認することです。

 

■3:社内の重要会議のお手伝い!(ロの字のレイアウト)

会議でよく使われるのが、ロの字やコの字のレイアウト。この場合、出入り口から遠い位置に議長席、司会席があり、両脇が出席者、そして後方出入り口付近が、スタッフや事務局の席が一般的です。

大人数の場合、上座にあたる議長席のテーブルに議長だけということは少なく、副議長など、会の重鎮が座ります。

そのため、上座は真ん中の議長席で、次に席次が上なのは議長の左側です。その次が右側と交互になります。

会社や会議によってレイアウトや席次など慣例があると思います。

重要な会議では、きっちりと事前に準備がされているはずですから、“お手伝い”を依頼されたら、担当者に出席者、人数、役職、席次など基本的な事項と、その場での役割をしっかりと確認してから臨みましょう。

 

■5:接待! げげっ中華料理の円卓!

和食や洋食などは、利用する機会も多く、上座は、掛け軸の前や庭など景色が良く見えて、出入り口から遠いところなど、知っている人も多いと思います。

一方、最近は接待でも人気の高い中華料理の円卓ではどうでしょう?  円卓なので、上座はないのでは?と適当な席に座ってはNGです。

円卓も基本的に出入り口から遠い席で、かつテーブルの中央席が上座になります。次の上席は、上座に近い順に交互に座ります。一卓だけであれば、これもなんとかなりそうですが、複数卓になると、どこが上座かわかりづらくなります。

救いは、社内や社外と異なり、レストランやホテルにはサービス担当者がいることです。彼らは接待のエキスパートといっても過言ではありません。

事前に打ち合わせをするのが一番ですが、ちょっとした接待であれば、早めに会場に入って、席のレイアウトを見せてもらい、当日のサービス担当者に、上座の確認と接待の内容を簡単に説明しておくとスムーズです。

また、中国料理の場合、洋食の銘々サービスと異なり、卓盛りの可能性も大。誰が取り分けるのか? どうやってお酒を進めるのか? 考えただけでも、ぞっとしますね。

そんな時には「接待でみんな遠慮しちゃうから、銘々盛りか、その場で取り分けてもらえますか?」や「今日は打ち上げ的な接待だから、グラスが空いたら、じゃんじゃん飲み物注いで!」などその場であわてないために、要望をしっかり伝えておくのも、大切です。

 

以上、同僚に一歩差をつける席次のマナーをご紹介しましたが、いかがでしょう?

知らないとまごまごしてしまいますが、ビジネスマネーの基本はおもてなしの心です。

つまり、事前にきちんと相手のことを知り、出席者に合わせて準備することが、大切です。

上司になにげなく声をかけられても、「会議、会食か。とりあえず時間通りに出席すればいいのね」と、単純に考えず、想像力を働かせて、大切な仕事の一環と心得て準備をしっかりとしておきましょう!

 

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【参考】

ビジネス実務マナー検定 – 公益財団法人 実務技能検定協会

マナー検定 –  全日本マナー検定協会

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