産後も働くには「キャリア前倒し」を!女性の活躍推進のプロが語る秘訣

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あなたの勤めている会社は、働き女子にとっていい環境が整っていると言えますか?

働き女子の人口が増えつつある今日、経済成長対策の柱としても“女性が輝く日本”が唱われており、更なる女性活躍が求められています。

しかし女性の立場で考えると、キャリアアップや産休後の社会復帰などといった点でどうしても壁にぶつかりがちです。

筆者が暮らすフランスは、女性の就業率85%、女性1人が生涯に産む子どもの平均数2.01(日本は1.42)と数字を見て分かるように、子育てしながら働く女性が多い社会です。

保育施設の充実や社会制度などが整っているという利点も挙げられますが、それだけではなく女性の多くが家庭と仕事を両立させるコツを見出している人が多いと実感します。

今回はフランス在住の筆者の経験とともに、女性の活躍推進のプロ・企業の成長戦略コンサルティングを行なうプロノバ代表の岡島悦子氏がエン・ジャパンで行った講演も参考にしつつ、家庭と仕事の両立が叶う“キャリア確立のコツ”2つをご紹介します。

 

■1:先を見据えて前倒しのキャリアを積む

女性と男性で決定的に異なる点は、女性には“出産する可能性”があること。産休制度や社内での女性推進度など会社の環境によるところもありますが、岡本氏は出産を考えるのであればキャリアは前倒しで積むほうがいい、と言います。

<「子どもを産むのは遅くてよい」という話ではありません。ただ、正直、子どもを産む前に勝負は付いていると思うんです。出産前に「戻ってきてほしい」と思える人財になっているか、泣いている子どもを預けてでもやりたい好きな仕事に就いているかで勝負がついている、という意味です。>

良い人材となるために何が必要かは職種にもよるでしょう。知識が豊富、スキルが優れている、資格を保有している等、社会的に自分の存在価値を高める方法はいくつもあります。

筆者の知り合いのフランス人女性は、仕事をしながら資格取得の勉強に取り組んでいたり、業務後に夜間の学校へ通っている人もおり、働きながらも努力を惜しまない人が多いのです。

“女性”という一種の社会的ハンデを持ってでも、会社として評価され認められれば、出産後も必要な人材となれるわけです。

 

■2:自分の取柄を見つけて自信を掴む

あなたは、仕事中の自分の取柄を聞かれてすぐに答えられますか?

<経営者の方が人をプロジェクトなどに登用する時、脳内検索をしていることが多いんです。「海外に出していい人は?」「英語が話せる人は?」など、仕事ごとに誰が向いているか、脳内検索をする。この脳内検索をされるときのキーワードを「タグ」と呼んでいます。>

このタグが多く、周囲にも流通していることがプロジェクトなどで引き抜かれる要因となるということです。

浅く広い知識や技術ではなく、狭く深く掘り下げて専門性を究めていくべきでしょう。誰にでもできることではなく“あなたにしかできないこと”を作ることで、会社での存在価値を高められるのです。

そのためには自分の性格、得意不得意科目などあらゆる面から分析し、取り柄を伸ばしていく必要があります。

自分自身を分析できないという人は、会社の人や、友人、家族などあなたをよく知る人達に、客観的意見をもらいましょう。自分自身よりも、身近な人の方があなたをよく知り、良きアドバイスを受け取れるはずです。

 

以上、家庭と仕事の両立が叶う“キャリア確立のコツ”2つでしたが、いかがでしたか?

キャリアを確立するには、個人の努力も大事ですが、最終的には上司を中心とした周囲の人に必要な“人財”だと思われることがポイントです。

すぐに効果が目に見えるものではありませんが、だからこそ将来を見据えて20~30代の間に色々な仕事経験をし、日々の業務の中でも自分の取柄探しをしながら、少しずつ確実にキャリア確立に繋げていきたいものですね。

 

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【参考】

まじめに働く女性がかかりやすい「10大疾病」とは? 上司や男性が知っておきたい「女性の活躍」に必要なもの ー Huff Post

 

【画像】

※ kikuo / PIXTA(ピクスタ)

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