英語体験はイベントから!「子どもが英語好き」に育つポイント

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小学校での英語レッスンが、2020年のオリンピック・パラリンピックにあわせて必修化されることはみなさんすでにご存知でしょう。

しかし、これが“中学受験の変化”につながることに気づいている人は少ないかもしれません。

子どものためになるべく準備をしてあげたいというのが親心ですが、いったい何ができるでしょうか。

シカゴで長年暮らし、現在はEiko English Schoolで子どもに生きた英語を教えている廣瀬英子さんに、家庭でできる工夫を教えていただきました。

 

■地域のイベントに参加で“体験”を増やす

「英語が話せないお父さん・お母さんにとって、家で英会話を教えることは難しいかもしれません。しかし、地域の広報誌やオンラインのイベント情報サイトなどを調べてみれば、子どもたちのために様々なイベントが行われていることがわかるでしょう。英語で遊ぶイベントだけでなく、体験イベントや手作りイベントなど、積極的に参加してみてください」

英語のイベントであればもちろん英語を話す練習になりますが、それ以外のイベントに参加することも有意義だと廣瀬さんは言います。

英語はあくまでもツール。色々な体験や経験をすることによって、“英語で何を伝えたいか”という視点が養われるのだとか。

今後、受験に英語が加わっていくでしょうが、今でも暗記型の教育には疑問の声があがっていることを考えると、これから行われる中学での英語試験はこれまでと全く違うものになる可能性があります。

そうしたときに、自分の意見が言えることは重要なポイントになりえますから、様々な体験を重ねておくことで感じることや話せることが増やしておくとよいでしょう。

 

■自宅で英語に触れ合う“環境”を作る

「英語を勉強するのではなく、日常の一部にしてしまうことで英語を苦痛に思わず、楽しめるようになります。英語が自然に耳に入る環境や、英語にふれられる知育玩具を忍ばせておくなどはいかがでしょう」

そういう廣瀬さんの自宅は、英語の絵本であふれているのだとか。中にはペンでなぞると読み上げてくれるような絵本もあり、子どもが一人で遊びながら英語を耳にすることができるそうです。

また、英語の歌を常に流しておくということもよいそうで、英語の音を耳から覚えられ、無意識のうちに何度も聞かせることができるのが特徴です。

改めて机に座り、英語を聞くというのでは嫌になってしまうかもしれませんが、食事中、お風呂の中など、日常の中に英語が流れている環境に身を置くこと、その環境を与えるだけで十分だと廣瀬さんは言います。

とにかく「英語は楽しいもの!」という感覚を付けることが重要ですので、決して無理強いして勉強させたりしないように気を付けたいものです。

 

■クリスマスは地域の教会に行ってみる

10月のハロウィンは最近の子どもにとって楽しいイベントの一つになってきました。12月はクリスマス、春になればイースターなど、年間を通じて海外のイベントを体感する文化が日本でも根付いています。

「せっかくですから、これらのイベントを単なるパーティーで終わらせず、本当の意味を知り、過ごし方を試してみれば海外の文化を体感することにつながります」

一番わかりやすいのはクリスマスでしょうか。日本だと24日か25日にお友達をよんでパーティーをし、イブにはサンタさんが夜中にプレゼントをもってきてくれる。それぐらいの認識です。

しかし、地域にある教会にいってみれば、本当のクリスマスを体験することができるでしょう。イエス・キリストのことを見聞きしたり、日ごろは聞く機会のない神父さまのお話を聞いたり、教会の雰囲気を感じたりすることはまさに異文化体験です。

 

■お父さん・お母さんも一緒に英語を楽しむ!

「“親が楽しんでいるもの=楽しいもの”というのが子どもの思考回路です。親が英語に触れ合うことを楽しんでいれば、自ずと子どもも楽しむようになるはずです」

英語は学校や塾に任せておこう、と考えがちですが、親が自ら興味を持ってクリスマスの歴史的背景を調べたり、オンライン英会話でフリートークを楽しんでみたりしてはいかがでしょうか。「私たちは英語がわからないから」とアピールするのではなく、とにかく楽しんでみてください、とのことでした。

 

以上、子どもを英語好きにするために家庭でできる工夫でしたが、いかがでしょうか?

子どもに英語を学ばせるというと、ついアルファベットを暗記させたりしがちですが、何より大切なのは「英語を好きになること」。あくまでも“遊び”の一環として関わらせてあげましょう。

幼いときに好奇心が育まれれば、あとは自然と英語が好きになり、英語が通じる体験をしてみたいと考えるものです。家庭ではできるだけ多く英語に触れ合う環境を作り、サポートしてあげたいものですね!

 

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【取材協力】

※ 廣瀬英子(ひろせ・えいこ)・・・Eiko English School代表、「Go Global」アシスタントマネジャー。「Teachers’ help.com」では英語を教える学校教師にむけて有益な情報を発信。高校卒業後シカゴのカレッジに留学。卒業後はシカゴでグランドホステス等の仕事を経て、合計7年間をアメリカで過ごす。帰国後は英会話学校をはじめ、一貫して英会話事業に携わる。キンダーキッズインターナショナルスクール サタデー講師も勤め、様々な経験からGo Globalの留学サポートに携わる。J-SHINE(小学校英語指導者資格)認定講師、アルクTSST公式評価官・企業向け英語研修講師、ベビーシッター認定資格(ニチイ学館)などの資格を保持。

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