2位の休憩時間に休めないより…!「納得できないサービス残業」1位は

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20161221

すっかり馴染みになってしまった“サービス残業”という言葉。

日本法規情報株式会社が942名の男女にアンケートを行ったところ、一月で平均50時間以上残業をしている人は、なんと約10人に1人。また、無給で残業をしている人は、全体の28%にも及ぶことがわかったのです。

サービス残業をなくそうとする動きは以前よりも強くなってきたように感じますが、それでもサービス残業が当たり前の会社の社風に、嫌気がさしている方もまだ多くいらっしゃるのではないでしょうか?

労働環境に関する議論が盛んになる昨今ですが、サービス残業はいまだなくなりません。

今日は、『BizLady』が239人の男女に対して行ったアンケート調査を元に、“ココが許せない!”と思うサービス残業の内容を、ランキング形式でご紹介したいと思います。

 

■5位:「文句を言うと、嫌なら辞めろと脅される」(17.6%)

5位となったのは、「文句を言うと、嫌なら辞めろと脅される」の17.6%。

会社を辞めるか、それともサービス残業を続けるかのどちらかを選択しなければいけないという、働く人を一番追い詰めてしまう言い方ではないでしょうか。

サービス残業を強いる会社に残るのも酷ですが、会社を辞めて新しい働き先を見つけることも、そう簡単なことではないもの。

誰にも相談できずに泣く泣くサービス残業を続けている方も、多いのかもしれません。

 

■4位:残った仕事は家でしないといけない(もちろん残業代は出ない)」(18.0%)

4位となったのは、「残った仕事は家でしないといけない (もちろん残業代は出ない)」の18.0%。

本当はリラックスしたい家の中だと、サービス残業が余計につらく感じてしまいますよね。

社員を家に帰らすことで、見た目上はサービス残業にならないので、余計にタチの悪い問題なのかもしれません。

 

■3位:「給料は出ないのに、土日出勤が当たり前」(21.3%)

3位となったのは、「給料は出ないのに、土日出勤が当たり前」の21.3%。

平日が忙しいのはまだ許せても、本来休めるはずの土日に出勤するのは本当に苦でしかないですよね。

土日にたっぷり休むことで、平日の忙しさをなんとか乗り越えられたりするもの。本来エネルギーをチャージすべき土日にまで働かなければいけなかったら、疲れやストレスはどんどん積み重なってしまうはずです。

このことが原因で、大きな病気等につながるケースも少なくないのではないでしょうか。

 

■2位:「1時間の休憩が許されてるはずなのに、忙しくて全く休憩できない」(28.9%)

2位となったのは、「1時間の休憩が許されているはずなのに、忙しくて全く休憩できない」の28.9%。

本来であれば、だいたい1時間の休憩は許されているもの。しかし仕事があまりに忙しいあまり、5分、10分の間に急いでご飯をかき込まなければいけないばかりか、ご飯を食べることすらままならない方もいるようです。

お昼の休憩時間というのは、ただお腹を満たすだけでなく、心身を休ませる上でもとても大事ですよね。空腹の状態で、または頭が疲れている状態で仕事を続けなければいけない思うと、朝から気が重くなってしまうのではないでしょうか。

 

■1位:「有給休暇も消化できない」(31.8%)

1位となったのは、「有給休暇も消化できない」の31.8%。

有給休暇は労働基準法によって定められています。継続してフルタイムで働く全ての労働者に平等に与えられている権利ですが、「有休を取る人が誰もいないから、取りづらい」「会社が有休を取れる空気ではない」というのは、よく聞く話。

有給休暇に対する会社の考え方自体を根本的に変える必要がありますね。

 

以上、「ココが許せない!」と思うサービス残業の内容のランキングでしたが、いかがでしょうか?

休みが取れない、毎月100時間以上の残業が当たり前……というのはまだまだよく聞く話。

労働者の権利がより尊重される社会になるように、一人一人がもっと意識する必要があるのが現状です。

 

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【参考】

「相談さぽーと通信 相談者実態調査」あなたの会社はブラック企業!?改善されない残業環境。約1割が労働基準法を超える月間50時間以上の残業。一方で残業代への権利意識も高まる結果に。- 日本法規情報株式会社

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