知らなきゃソン!今年から始まる「スイッチOTC薬」控除の基本のキ

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マネー

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ヤダ…仕事休めないのに!「風邪の気配」を感じたら即すべきこと4つ

まだまだ続く寒い季節。喉や鼻水などの軽い風邪の症状で病院に行くのも面倒だと思ったとき、あるいは、病院に行きたいけど時間がなくて……。

そんなときに気軽に購入できて便利なのが「スイッチOTC医薬品」です。

 

■スイッチOTC医薬品って……何?

この、聞き慣れない「スイッチOTC医薬品」という言葉ですが、いわゆる薬局などで売られている市販薬のことで、皆さんもこれまでに買ったことのあるであろう、風邪薬や胃腸薬、目薬や点鼻薬……などのこと。

これまでは医師の判断でしか使用できなかった医薬品を、薬局で買えるようにしたものです。

OTCとは「Over The Counter」の略で、街の薬局のカウンター越しに売られる薬という意味です。以前は医療薬であったものが、市販薬として薬局でも買えるように販売が許可されたものが、医療薬から市販薬(OTC)にスイッチされたということから「スイッチOTC」と呼ばれるようになりました。

 

■今年から「セルフメディケーション税制」がスタート!

そして、この「スイッチOTC医薬品」を買っている方を対象にした、新・医療費控除制度「セルフメディケーション税制」が今年から新たにスタートします!

「セルフメディケ ーション」とは、 WHO において、

<「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は 自分で手当すること」>

と定義されています。

セルフメディケーションを推進していくことは、国民の自発的な健康管理や疾病予防の取組を促進することはもちろん、医療費の適正化にもつながるのだそうです。

では、「セルフメディケーション税制」はどのような場合に使うことができるのでしょうか? 条件などを具体的に見ていきましょう。

 

■「スイッチOTC医薬品」を年間購入額12,000円を超えた場合に適用!

従来の医療費控除制度は、1年間に自己負担額として医療費が10万円を超えた場合に適用になり、2月から3月に行われる確定申告に書類を提出することで、清算することができました。

「セルフメディケーション税制」は、特定の成分を含んだスイッチOTC医薬品の年間購入額が、12,000円を超えた場合に控除の適用になります(ただし上限は88,000円まで)。生計を一緒にする家族なら、金額を合算することも可能です。

 

■レシートは必ず保管して!

病院で貰うレシートや処方箋でもらった薬のレシートは原則再発行不可なので、失くさないように保管している方も多いでしょう。

しかし、ドラッグストアやコンビニで買う薬はついついレシートを失くしてしまうという方は、しっかりと保管しておきましょう。レシートが控除申請時の購入の証になります。

 

■対象OTC医薬品は、1,500品目!

「セルフメディケーション税制」の対象となる医薬品は、風邪薬、鎮痛薬、関節痛の湿布薬など約1,500品目にのぼります。パッケージに控除対象マークが表示されるほか、厚生労働省のホームページで確認することもできますので、チェックしてみましょう。

 

■対象者は予防接種や所定の健康診断を受けている人!

この制度の対象者になるのは、申告対象の1年間に健康診断や人間ドックを受けた人です。これには健康保険組合や市町村等が実施するものや、勤務先での健康診断、がん検診やメタボ健診が含まれます。また、インフルエンザや定期接種の予防接種も対象になり、どれか1つでも受けていれば対象になります。

 

以上、「スイッチOTC医薬品」と「セルフメディケーション税制」についてでしたが、いかがでしょうか?

病院はちょっと苦手で……自分で治したい!という方。また、忙しくて病院に行く暇がない……、このくらいの風邪なら薬を少し飲めば大丈夫!という方、「セルフメディケーション税制」を適切に使うとお得なるかもしれないですよ!

 

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【参考】

※ セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について

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