もうすぐ正社員の副業が容認に!? 81%が「副業したい」…その背景は

by

仕事

転職, 副業, お金

Fotolia_128381964_Subscription_Monthly_M-2

「今年度内にも、正社員の副業が容認されるようになる」……2016年の年末、こんな報道があったのをご存知でしょうか。

まだ政府から明確には示されていないものの(2017年1月下旬現在)、このニュースは世のビジネスパーソンたちに少なからずの衝撃をもたらしたのではないでしょうか。

副業OK……このことをいいことと捉える人もいれば、何だか嫌な予感……という人もいるかも!?

そんな中、実際に正社員に副業について尋ねたある調査が。そこには、現代のビジネスパーソンたちの副業に対する切実な本音がありました……!

 

■いま“副業禁止の社会”でも……「副業したい!」正社員は81%も!

現在の日本の企業の多くは、正社員の副業を認めないところが多いでしょう。その背景には、こんなものが。

<第3章 服務規律

第11条  労働者は、以下の事項を守らなければならない。

-中略-

⑥ 許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。>

これは厚生労働省が、「労基法等の規定に基づいた就業規則の規程例」としている『モデル就業規則』の中に記載されているもの。

昨年末に、今後はこれが変わる可能性があると報じられたわけですが、いま現在の日本は“副業禁止の社会”であると言えます。

では、こんなデータも見てみましょう。株式会社ビズリーチが展開する転職サイト『キャリアトレック』が、正社員として 働く20代341名に対し実施した、副業に関するアンケート結果です。

その中には、こんなものが……。

・あなたは今、副業をしていますか?・・・している8.9%/していない91.1%

・今後、副業をしてみたいですか?・・・してみたい81.4%/してくない18.6%

やはり圧倒的多数のビジネスパーソンは、「今は副業はしていない」よう。

しかし二つ目の質問で、「だけど実際はしてみたい!」と思っている人が多い、ということが判明しました。

ここからは、現代のビジネスパーソンたちの副業への意欲の実態、その一端が垣間見られました。

 

■正社員の84%が……「副業OKの企業は、転職先として魅力的!」

そして、こんな質問では……、

・副業OKの企業は転職先として魅力的だと思いますか?・・・そう思う+どちらかと言えばそう思う=83.9%

今後の政府の方針転換の可能性を見据えてなのか、転職先の副業についての姿勢を転職の際の決め手の一つにする、という人が8割超もいるということに。

たしかに副業に制限がなくなれば、働き方の自由度が増します。

しかし実際に副業をするとなると、多忙からストレスが溜まったり体を壊しかけたり……なんてこともあり得るのでは!? という不安もよぎりますよね。

そんなリスクを覚悟してまで副業をしたいと思う理由は、何なのでしょうか?

 

■やっぱり“お金”に不安!? 「副業をしたい理由」……多くは“収入面”!

同調査では、「なぜ副業をしたいと思いますか?」とも質問。最大3つまで、あてはまる理由を答えてもらっています。

その結果は、このようなものに。

・副収入を得たい・・・70.0%

・自分で稼ぐ力を身に付けたい・・・43.6%

・スキルアップしたい・・・42.8%

・今の会社に依存したくない・・・42.4%

・将来が不安・・・30.8%

・人脈を広げたい・・・24.0%

・社会貢献をしたい・・8.8%

・その他・・・2.4%

「スキルアップ」など意欲的な意見もあるものの、全体的には“お金の不安”、“今の会社への不満”などの心理が表れているような答えが上位になっている印象です。

中でも“お金の不安”は、多くのビジネスパーソンの心を蝕んでいるよう。そんな中、本当に政府の方針で「副業OK」になったら……?

ビジネスパーソンの味方となるのか、それとも重荷になるのか……副業についての方針、今後が気になるところですね。

 

以上、現代ビジネスパーソンたちの“副業”についての本音でしたが、いかがでしょうか?

副業を進んでしたいわけではないけれど、お金のためにしかたなく……という人が増えると、副業をすることのよさよりも、副作用の方が目立ってくる可能性も……!?

もしこの先、本当に正社員の副業がOKという方針になったなら、自分自身の身の振り方をじっくりと考えてから行動したいものですね。

 

【関連記事】

「オンからオフへ」サクッと切り替え!平日の夜が劇的に変わる時間術

※ 先進国で最下位…働き人の本音炸裂「だから日本の労働生産性は低い!」

アフター3は浸透する?「プレミアムフライデー」への期待と現実

1位は残業時間!希望の職に就くため「転職で妥協できること」同率1位は

広げればイイわけじゃない!経営者が実践する「人脈作り」のコツ

 

【参考】

「モデル就業規則」- 厚生労働省

「副業に関するアンケート」- careertrek(キャリアトレック)

ピックアップ記事一覧