まだ結婚はいいと言ってたのを後悔…焦る「キリギリス男子」が急増中!?

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「結婚したい!」と考える女性が焦りを感じ出すのには、いろんな要因がありますよね。出産リミットだったり、親からの “プレッシャー”だったり、世間の目だったり。もしかしたら、キャリアと育児とのバランスを見据えている方もいらっしゃるかもしれません。

一方で、男性の中には「まだまだ結婚せずに自由でいたい」「実家で“母ちゃん”に家事してもらった方が文句言われなくてラク」と余裕たっぷりだったのが、30代後半あたりから焦りだす人もいるよう。

今回は男女間の“結婚に焦る時期”のギャップについてお届けしていきます。

 

■いい人はいなくても……85.7%が「いずれ結婚はするつもり」

学校や会社の同期同士でつき合い出したカップル。数年後、「結婚したい」という彼女と、「まだ早い」という彼の“結婚の希望時期”が合わずに別れたケース、みなさんも経験したり、目撃したことはありませんか?

昨年の9月に国立社会保障・人口問題研究所が発表した「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」によれば、25歳~34歳の男性が独身でいる理由として「適当な相手に巡り合わない」「まだ必要性を感じない」「結婚資金が足りない」「自由や気楽さを失いたくない」といった回答が多く集まっています。

ところが、「いずれ結婚するつもり」と回答した男性は、85.7%と高い水準をキープしているのです。

 

■まるでキリギリス……「結婚するけど、まだ今はいい」と言う根拠のない自信

“電撃婚”は別として、出会いから交際期間を経て、結婚式をあげるまでの期間は短く見積もっても1~3年。焦って然るべきなのに付き合っている恋人の結婚願望を見て見ぬふりしたり、仕事や友人関係を優先して「結婚はいつかする」と言っている男性は少なくないのでは?

実際、異性の交際相手をもたない未婚の男性は69.8%と、女性よりも10%高くなっており、「結婚はいつかするけど、生活を変えるのは面倒」といった男性の受け身の姿勢が垣間見られます。

こういった男女の“未婚化”の傾向を、ニッセイ基礎研究所の研究員、天野 馨南子さんは童話「アリとキリギリス」の“キリギリス的行動パターン”と分析しています。

のんびりと構える子どもの姿に焦り、息子や娘のために親が婚活をして、気の合った親同士が子どものプロフィールを交換するという“代理婚活”市場も活況を呈しているほど。

 

■結婚に焦る30代後半~40代男性の「ある特徴」とは?

そして、「まだ早い」と言っていた男性の中に、焦りだす人が出てくるのが30代後半。恋愛結婚というのは、相手と自分の生活スタイルや趣向を“愛”で溶かしあい、2人の形をカスタマイズするプロセスが必要となります。ところが、それらが容易に溶けないほどに“理想”の融点が上がりまくり、譲れない確固たるものができあがっていくことも……。

「相手は20代じゃなくちゃ」

「文句言わずに家事をしてサポートしてくれる人がいい」

「地味で普通でいいから、優しい子がいい」

コラムニストのLilyさんは新刊『ここからは、オトナの話』で、最近彼女の周りで急増中という結婚願望が高まった“ハイスペックな”アラフォー男性達について、以下のように述べています。

<30代後半の男の結婚トークは、20代後半の女の婚活感と酷似していた。どこが似ているかって、自分が手に入れたい将来のビジョンが明確すぎて、「肝心の結婚相手」が、そこからポカンと抜け落ちているところ!>

<誰かと出会い→恋に落ち→愛するようになったが故に→そこから共に人生をつくりあげていく、というよりは、自分のライフプランを完成するために不可欠なパズルのピースを探している、という感じ>

男性が受け身でいても食欲も性欲も承認欲求もある程度、おカネで満たすことのできる日本では、結婚というのは、自分の人生を彩り、周囲の人を安心させることのできる“1つのオプション”へと変わりつつあるのかもしれません。

 

以上、男性の結婚願望についてお届けしましたが、いかがでしょうか?

<「愛のない結婚は億万長者とスーパーモデルの世界じゃあり得る」かもしれんが 今の時代の庶民にゃそんなもんはあり得ない!!」>

というのは、ドラマ化で話題のコミック『東京タラレバ娘(3)』からの言葉。

人生をいろいろ知っていくと、なんでも受け身で現状維持を望むズルい相手にヤキモキすることもあるかもしれませんが、もし婚期をウヤムヤにし続けている彼が、恋人を愛することより“与えられること”しか考えていないのであれば、お別れの道を選ぶことも視野にいれた方がいいのかもしれません。

 

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【参考】

※  未婚化と少子化に立ちはだかる「まだ若すぎる」の壁-少子化社会データ検証 – ニッセイ基礎研究所

※  第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)-国立社会保障・人口問題研究所

Lily(2016)『ここからは、オトナのはなし』(宝島社)

東村アキコ(2015)『東京タラレバ娘(3)』(講談社)

 

【画像】

※ Ushico / PIXTA(ピクスタ)

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