結婚はもう古い?フランス的「縛られない」パートナーシップとは

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現代社会、女性の社会進出も目覚ましく、働き方やライフスタイルのあり方は多様化しています。フレックスタイム制を導入する会社や、特定のオフィスを持たないノマドワーカーも増えてきている印象です。

筆者自身もニューヨークからパリに移住し、現在仕事は日本やアメリカ、ヨーロッパ諸国とリモートワークで行うなど、自分にあった自由な働き方を選択しています。

働き方やキャリアプランの自由度は、日本と欧米ほとんど足並みを揃えて進歩していますが、“結婚観”においては別のよう。ヨーロッパでは事実婚や選択的シングルマザーがかなり浸透していますし、おひとりさまでいることを恐れている女性は日本よりも断然少ないのです。

周りにそのような女性がいないとしても、ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』や『逃げるは恥だが役に立つ』を見て、従来の結婚の形にははまらないパートナーシップのあり方を考える機会を与えられた人は増えたはず。

そこで今回はパリ在住の筆者が、紙切れに縛られないフランス的“結婚観”についてご紹介したいと思います。

 

■1:籍を入れなくてもパートナーとして認知されるヨーロッパの制度

ヨーロッパで様々なパートナーシップの形が浸透している大きな要因は、社会制度でしょう。フランスではPACS(パックス)の申請をすることで社会的にカップルと認知され、社会保障や税金などの優遇措置が結婚同様の権利が受けられます。

いわゆる事実婚という形ですが、恋人関係である必要はなく社会的には“共同生活者”と呼ばれます。もともとは同性婚を認められていなかった時代に、同性愛者カップル向けの制度として施行されたもの。同様の制度がスウェーデンやオランダにも存在します。

ジョニー・デップやジェーン・バーキンなども結婚ではなくPACSを長く結んでいました。

 

■2:事実婚は、ロマンティックさには欠けても現実的

フランスの離婚率は40%程度、首都パリにおいては60%とかなり高い数字。複雑な手続きで労力もお金もかかるフランスでは、結婚にメリットを感じず、よりハードルの低いPACSや事実婚を選択するカップルが増えたという背景があります。離婚するぐらいならPACSの方が合理的、というロマンティックさには欠ける現実的な考えが広がり、現在に至ります。

結婚しないカップルが多いとはいえ、女性が結婚に興味がないわけではありません。永遠の愛の誓いや煌びやかなウェディングドレスを夢見るのは、万国共通ではないでしょうか。

たった数年でフランス人女性の結婚観が激変したわけではなく、社会制度の変化とともに徐々に自由なパートナーシップのあり方が浸透したわけです。

 

■3:大切なのは“結婚のイメージ”からの解放

自由で自立した関係性を築ける事実婚ですが、必ずしもベストな形ではありません。社会制度や出産・保育手当の面から見ても、日本では結婚するメリットが大きいですよね。働き女子として経済的自立をしていても、精神的な部分を理由に結婚に憧れることは普通のことです。

ただ、結婚という形にこだわるあまりに焦燥感やストレスを感じるのは、なんだか残念。婚活ブームが煽る“結婚しなければ負け犬”とか“結婚すれば幸せになれる”というのはイメージに過ぎず、未婚者が欠陥のある人間なわけではないですよね。

かつては離婚経験者に対する社会の視線は冷たかったものの、今ではすっかり変わっています。経済的に自立している働き女子が増える今、日本でも結婚観に変化が見られる可能性は大ですし、すでには変わり始めているという見方もできます。

表層的なことではなく、大切なのは中身。一生付き合っていかなければいけないのは旦那や恋人ではなく自分自身です。多様な選択肢の中から自分にあった働き方を選ぶように、パートナーシップも“結婚”に縛られることなく、意思を持って関係性を築いていけることが、幸せではないでしょうか。

 

以上、紙切れに縛られない“フランス的結婚観”でしたが、いかがでしょうか?

フランス女性はよく「『君がいないと生きていけない』というプロポーズより『一人で生きてはいけるけど君がいてくれたらもっと幸せ』という愛の言葉が欲しい」と言います。筆者自身は結婚に憧れはなく、自立した一人の女性として生きていきたいと考えているため、この言葉に賛成でした。

共に助け合って歩むことのできるパトーナーさえいれば、それが夫婦か恋人なのか肩書きには何の意味があるのでしょうか。

ライフスタイルが多様化していく社会で、あなた自身はどんな女性でありたいか、どの道を選択したいか、考えてみるきっかけにしてくださいね。

 

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