「please」が失礼!? 日本人がやらかしやすいビジネス英語の失敗3つ

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「please」が失礼!? 日本人がやらかしやすいビジネス英語の失敗3つグローバル化が進む中、あなたの会社にも英語でやりとりをする場面がでてくるかもしれない。もしくは英会話が日常化している企業も多いだろう。そんなとき、和製英語とネイティブの英語がごちゃまぜになってはいないだろうか? 実はこれが大きな混乱を招くことが多々あるのだ。

今回は、日本一の英語本ベストセラー著者によるエッセイ『日本人のちょっとヘンな英語2』から、あるあるだけれど、自分がやっていたら笑えない、ビジネスシーンで間違いやすい英語をご紹介しよう。

 

■1:“Please,sit down”は先生口調の命令形

「おかけください」のつもりで「Please,sit down.」と言ったことがある人は多いだろう。しかしこれは「座りなさい」と先生が生徒に命令するような響きを持つことをご存じだっただろうか。

「Please,have a seat.」と言えば、こちらが伝えたいニュアンスを含めることができるのだ。“Please”は日本語で言う“どうぞ”のような丁寧語になるというのは、使い方によっては誤りなうえに、失礼な言い方になることも覚えておこう。

頼み事を断っても良いというニュアンスを入れたければ、「Can you〜,please?」。丁寧にお願いしてやってほしいと伝える時は「Could you〜,please?」とたったこれだけで、相手が快く引き受けてくれる可能性が高くなる。

 

■2:“the”が無いだけで大違い!?

「上司は今席を外しています」と電話口の相手に伝えるとき、正しいのは「He left office.」と「He left the office.」のうち、どちらだろうか? 正解は「He left the office.」だ。冠詞の“the”が抜けると、“外出中”ではなく、“辞任した”という意味になってしまう。

稼働中の案件について連絡してみたら、電話越しにいきなり「担当者は辞任しました」と言われるのである。これは相手を混乱させ、怒らせてしまっても当然だろう。欧米人は“the sun”、“a book”のように、冠詞を単語の一部として覚えているので、いわば日本語の“てにをは”のように自然に身に付いているのだ。

また、名詞は、ひとつなのか複数なのかによって、“s”がつく場合も多数あり、この違いを言い間違えると、奇麗な英語を話せる人という印象からはかけはなれてしまう。英語を学ぶ上では、この冠詞観念に徹底的に慣れてしまう必要があるのだ。

 

■3:ドラマ並みのすれ違いを生む“get”と“go”

「3時に到着しているようにしましょう」と伝えるつもりで、「Let’s go there at 3:00」と言ったとする。するとネイティブは、「3時に家を出ればいいんだな」と勘違いしてしまう。

日本語の“行く”と“着く”は、“go”だけで聞き分けられると勘違いしてしまいがちだ。正しくは「Let’s get there at 3:00」と言わなければ、現地に3時に到着しようと言っていることにはならない。

 

以上、ビジネスシーンで間違いやすい英語をご紹介したが、いかがだろうか?

敵意はなく、おもてなしをしているという気持ちをもって接すれば、英会話に多少の間違いがあっても笑って済まされるだろう。しかしここにあげた3点は、シャレにならない場合もあるので、ぜひ覚えてしまいたい。

 

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【参考】

ディビッド・セイン(2014) 『日本人のちょっとヘンな英語2』(アスコム)

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