美しい容姿よりも…MBAよりも!働き女子にとって「大切な自分磨き」とは

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資格の取得から、美容まで。働き女子にとって、“自分磨き”にかかる費用は決して少なくありません。大雑把に算出しても、軽く自己投資予算を超えてしまう人は少なくないでしょう。

夢や目的が明確であれば、どこに費用をかけるか迷うことはないかもしれませんが、「キャリアアップしたい!」というような漠然としたものである場合は、できるかぎり効率的にベストな選択を実現したいはずです。

そこで今回は、飛び級で国内MBA入学、取得後、大手外資系金融にて営業としてのキャリアを積み、現在は国内・海外にてライターとして活躍する山根ゆずかさんに、「働き女子にとって“本当に必要な自分磨き”」をテーマに、お話を伺いました。

■MBAと美しい容姿……働き女子のリアル

――大手外資系金融というと、激しい出世競争があると思います。極端な話ですが、女性がそういった厳しい職場で働くに当たり、MBA資格と美しい容姿を比べると、経験上、出世などキャリア形成にどちらが影響を与えると感じましたか?

山根「大変答えにくいのですが、正直、美しい容姿ではないかと思います」

――それはなぜでしょうか?

山根「そもそもの話、日本ではMBAホルダーの扱い方は大変微妙です。

持っているからといってそれを活かせるような仕事ができるとは限りません。MBAを取得することで得られる知識は、主に管理部門で活かされる知識です。 そのため、MBAが活かされるケースはすでに出世をしてしまっている人が、ビジネスを運営する上で必要な知識を得るために取得する場合になります。

この場合はすでに出世をしてしまっているのでこの質問にはあてはまらないと考えると、キャリアのない前提で“MBAホルダー”か“美しい容姿の女性”を比較するとどうしても後者が勝ると思うのです」

――なるほど。MBAはすでに出世している人にとって有用な資格ということですね。それでは“美しい容姿”が、出世に影響を与えることはあるのでしょうか? なにかエピソードがあればお聞かせください。

山根「職種にもよりますが、国立大学大学院卒など、素晴らしい学歴やインターン経験のある女性よりも、有名私立のミスコン出場者の方がダントツに採用される確率が高かったです。もちろん、専門的な知識が入社当初から必要とされるケースは別です。 すみません、出世という意味においては的確なエピソードがありません」

――とはいえ、採用のときに影響があるとすると、出世に関しても影響があるのでは……と考えてしまいますが?

山根「あってはならないですが、営業などの仕事の場合、お客様に喜ばれるという観点から、男性のお客様が警戒心を抱かないという意味において容姿の良い女性が選ばれやすいということはあるかもしれません。

ただ、大きなビジネスは男性が任される場合も多く、その理由はお客様が、大きなビジネスは男性の方が安心と考える場合があるからで、掴みは女性の方が入りやすいけど、深い関係を結ぶのは男性の方が信頼されやすいということが背景にあるように思います。

しかし、素晴らしい特性があれば当然女性でも選ばれるでしょうし、容姿を含め、自分の活かし方を知っている人がやはり強いですよ」

 

■働き女子が磨くべき“たったひとつのスキル”とは?

――なるほど。自分を活かす……といっても、やはり人それぞれ特性はありますよね。そのなかで、あえてお聞きしますが、働き女子として、もしひとつだけ磨くべきことがあるとすれば、それは何だと思いますか?

山根「人の悩みを見抜く力かと思います」

――悩みを見抜く力……。その理由を教えてください。

山根「就職活動中、こんな質問をされたことがありました。

“今私が悩んでいることをあててください。質問は10個までしてOKです。私はYESかNOかだけ答えます” というものです。 じつは私の特技は“人の悩みを当てること”としているのですが、その理由はこの方の悩みを当てられたからです。そしてこの会社に採用された後、“あの質問で回答できたのは君だけだった”と言われました。

私は営業職の経験が長かったので、それ以外の職種はあまりわからないのですが、 営業の仕事は、まずお客様の悩みを引き出すことだと教わりました。そして実際にそれを引き出せれば、後は会社が持つ素晴らしい資源を使い、その悩みを解決するためのお仕事ができると実感していました」

――確かに会社の資源をいかに活用するかは、社会においてもっとも重要なテーマのひとつです。そのように考えると、悩みを見抜く力が、働き女子の“磨くべきスキル”だというのもうなずけます。男性よりも女性のほうが得意な分野なイメージもありますしね。

山根「人の悩みを解決するには、その人の話をよく聞き、真意を考え抜くことが必要です。この力があれば、どの業界であってもきっと良い方向に向かうのではないかと思います。 相手は顧客だけではなく、当然社内にも当てはまります。仕事で相対する人全てに使えるスキルかと思います」

――“人”というのも、会社の大きな資源のひとつですから、社内外において“悩みを見抜く力”は非常に重宝されるスキルとなるでしょうね。

 

以上、働き女子にとって“本当に必要な自分磨き”でしたが、いかがでしょうか?

“悩みを見抜く力”、ぜひみなさんも身につけてみてください。

 

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【取材協力】

※ 山根ゆずか(やまねゆずか)・・・10代からクラブ通いを始め親を心配させた後改心して苦学生に。国内MBAを卒業した後外資系金融に就職。現在はプログラマー件ライター。飲みながら料理するのが趣味。

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