15歳未満なのに…子役はナゼ働ける? 意外と知らない「年齢制限」あれこれ

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TOKYO, JAPAN - OCTOBER 22: Actress Mana Ashida poses on the green carpet during the Tokyo International Film Festival Opening Ceremony at Roppongi Hills on October 22, 2011 in Tokyo, Japan. (Photo by Koki Nagahama/Getty Images)

成人年齢を18歳に、女性が結婚できる年齢を16歳から18歳にする……このように法が改正される可能性がある、というニュースをあなたも見聞きしたのでは?

「女性の結婚可能年齢って、いまだに16歳だったんだ」と驚いた人もいるのではないでしょうか。

こういった法に基づいたことの他にも、じつは年齢制限があるものや、上限下限があまり認識されていないものって、けっこうありますよね。

例えば、お酒のCMに出られる出演者の年齢。これ、20歳以上ではないって知っていましたか?

 

■お酒はハタチになってから……でも“お酒のCM”は「25歳になってから」!?

<テレビ広告において、25歳未満の者を広告のモデルに使用しない。また、25歳以上であっても、25歳未満に見えるような表現は行わない。>

これは、酒類の広告審査委員会が2016年7月に“最終改正”として示した、「酒類の広告・宣伝及び酒類容器の表示に関する自主基準」の中の一文。

ご存知の通り、お酒が飲めるのは20歳から。しかし読んでいただいておわかりのように、お酒のCMには未成年はもちろん、25歳未満の人物を起用してはいけないという決まりができていたのです。

決まりといっても、“自主基準”とあるように法律とは異なるようですが、言われてみれば今、20代前半のタレントさんのお酒のCMって見ないかも……とハッとしますよね。

しかも、「25歳未満に見えるような表現」にまで言及するとは、同基準改正にあたっての徹底ぶりがうかがえます。

 

■15歳未満は原則労働禁止……それでも、子役や10代のアイドルたちが働けるワケ

その他、年齢制限と聞いて浮かびやすいのが、学生のバイトなどについてではないでしょうか。

厚生労働省は、18歳未満が労働をする際の決まりを示しており、例えば……

<原則として午後 10 時から翌日午前5時までの深夜時間帯に使用することはできません。>

などの規制があるのは、知られていますよね。

さらに、もっと年齢が下がると……、

<原則として満 15 歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまでの児童(中学生以下の児童)を使用することはできません。>

とあり、つまりは15歳の誕生日を迎えても、中学を卒業して3月末を迎えるまでは働けないことが明記されています。

ここで浮かぶ疑問は、「じゃあ、テレビに出ている子役は?」ということですよね。それに関しては……、

<映画の製作又は演劇の事業に限り、(中略)条件を満たした上で使用することができます。>

つまり、諸々の条件を守るなら子役として15歳未満が働いてもOKなんです。ただ、生放送の場合、夜の遅い時間は出演できません。

 

以上、さまざまな年齢制限についてでしたが、いかがでしょうか?

意外と知らない“年齢制限”があることに驚いた人もいるかもしませんね。今後も注目していきましょう。

 

【画像】

※ TOKYO, JAPAN – OCTOBER 22: Actress Mana Ashida poses on the green carpet during the Tokyo International Film Festival Opening Ceremony at Roppongi Hills on October 22, 2011 in Tokyo, Japan. (Photo by Koki Nagahama/Getty Images)

 

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【参考】

「酒類の広告・宣伝及び酒類容器の表示に関する自主基準 」-酒類の広告審査委員会

「高校生等を使用する 事業主の皆さんへ 」-厚生労働省  都道府県労働局  労働基準監督署