イライラクヨクヨ…「ネガティブな感情」との付き合い方のポイント3つ

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多くの人がネガティブな感情に悩まされています。ネガティブとは一切無縁なまま一生を終える、という人は極めて稀でしょう。

過去記事「前向きだけが全てじゃない!ネガティブ女子の“後ろ向き”メリット」でもお伝えしましたが、不安や恐怖の感情は、人間が生き残るためにある程度は必要。これらの感情がなければ、有効なリスク対策もできなくなります。

けれども、ネガティブの度合いがあまりにも強すぎると、何にも挑戦できなくなったり、人生を十分に楽しめなくなることも。

そこで今回は、ネガティブな感情とうまく付き合っていくためのコツをご紹介します。

 

1: “不安”なときは、自分を信じて決断する覚悟を決める

まだ見ぬ未来のことを必要以上に憂いてしまうという人は、フォクシー社主&クリエイティブ・ディレクター、前田義子さんのアドバイスを参考にしてみては。

新刊『強運のチカラ 思いどおりに自分を生きる』(小学館)では、強運を身につけて生きていくためのコツとして、“覚悟する”ということを挙げています。

<何が必要かというと、何事も人任せにしないで自分で決める覚悟です。「備えあれば憂いなし」と言いますが、備えとはお金や先回りした準備だけではありません。状況は常に変わるのですから、準備したものがいつまでも万全とは考えられませんし、頼りにもできません。自分を信じて決断する覚悟。これに勝る備えはないと私は思っています>

覚悟するとは、自分が下した決断について、良いことも悪いこともすべて受け止めると決めること。

どんな結果が訪れようと、与えられた条件の中でベストを尽くしていく!と決意すれば不思議と“恐怖や不安”などの弱々しい感情が消えていくのを感じられるかもしれません。

「誰か、助けてくれないかなあ……」と依存的に考えていた時よりも、自力で立ち上がった時の方が、なぜか周囲から助けてもらえるということも良くある話ですよね。

 

2: “イライラ”はサイン! 新しい自分に生まれ変わるチャンスと考える

思い通りにいかなくて、イライラ。自分よりも素敵な人や恵まれている人を見ても、イライラ。

さらに、そのような感情を抱える自分を客観的に見て「私、カッコ悪い……」と自己嫌悪に陥っている人もいるかもしれません。

けれども、アドラー心理学によれば、このような感情は“より良い自分”に生まれ変わるための合図なのだそう。

アドラー心理学とは、オーストリアの精神科医・心理学者アルフレッド・アドラーが確立した“幸せに生きる”ための実践的な心理学。私たちの日常生活の中ですぐに使うことができるということで、広く人気を得ています。

向後千春氏の『幸せな劣等感 アドラー心理学<実践編>』(小学館)では、“イライラ”の悪循環から抜け出すための考え方を次のように説明しています。

<この悪循環から抜け出す方法はひとつだけ。それは、イライラした瞬間、「これは合図だ!」と思うことです。それは、自分の望みや願いという仮想的目標が裏切られたことの「合図」です。そうしたら自動的にイライラの原因——「自分の仮想的目標はなんだったんだろうか?」と考えます>

不意に沸き起こった自分の感情の原因となっていることは、意外と自分自身でも把握しきれていないことがありますよね。

イライラのもととなっている“仮想的目標”が何なのかが判明すれば、対策をとりやすくなります。たとえば、楽しそうな人を見てイライラしたら、「私も少し休んで楽しいことをしたい」という願いが隠れているのかも。

 

3: “クヨクヨ”悩んでしまったら……マインドリーディングと投影について知っておく

「あの人に嫌われちゃったかも」「ダメなやつだと思われているんだ」など、他人とのコミュニケーションにおいてネガティブになりクヨクヨ悩んでしまう人は、“マインドリーディング”と“投影”という思考のクセについて知っておくだけでも楽になるかもしれません。

伊東明氏の著書『気にしすぎ症候群』(小学館)によると、“マインドリーディング”とは

<勝手に相手の意図や気持ちを悪い方に読み取って、決めつけてしまうクセ>

ラインやメールの返信が遅い、絵文字がないなどの理由で「嫌われた」と思い込んだりするのも、これに当てはまります。

一方、“投影”とは

<自分の心の中にあるものを、外界に映し出すこと(中略)落ち込むことがあると、(世界は特に変わったわけではないのに)周りの世界が暗く見えてくるような場合がそうです>

たとえば、自分で自分のことをダメな人間だと思っていると、忙しそうな人にちょっとそっけなくされただけで「この人は私のことをダメ人間だと思ってるから、冷たいんだ」と考えてしまう状態です。

このような“心の仕組み”があるのだと知るだけでも、自分の思考クセを客観的に見ることができ、ブレーキをかけやすくなるでしょう。

 

以上、ネガティブな感情への対処法についてお伝えしましたが、いかがでしょうか?

ネガティブな感情をなくそうとするよりも、うまく共存していこうと考える方が結果的に楽になるかもしれませんね。

 

 

【参考】

前田義子(2017)『強運のチカラ 思いどおりに自分を生きる』(小学館)

※ 向後千春(2017)『幸せな劣等感 アドラー心理学<実践編>』(小学館)

※ 伊東明(2015)『気にしすぎ症候群』(小学館)

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