私が働くホントの理由…「仕事が好き」を3倍引き離した答えは

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共働き, 職場, 労働基準法

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いま過去最高になっているという、女性に関するあること……何だと思いますか?

それは、15~64歳の女性の就業割合。1月末時点で、66.0%なのだそうです。

共働きや出産後の復職が多く見られるようになった現代、女性たちの仕事への意識も、どうやら変わってきているよう。

それは、“意欲”から“必然”へという、ちょっと見過ごせない変化のようで……。

あなたにとって、“仕事をする理由”って、なんでしょうか?

 

リアルに“女性が輝く社会”!?  93%が「働くのは当然のこと」……現代の働く女性、437名の本音

株式会社博報堂が行った、働く女性に関する調査。冒頭の就業割合は、「1月末に総務省より発表された労働力調査によるデータ」として、その調査結果の中で紹介されていたものです。

今回行われたのは、22~39 歳の働く女性 437 名を対象とした意識調査。

結婚に出産、はたまた遠距離恋愛に別れなど……、人生の岐路を経験することの多いこの世代の女性たちは、仕事に対してどんな意識を持っているのでしょうか?

「女性が働くことは、ごく普通のことだと思う?」この質問の答えで圧倒的だったのは、こんな回答です。

・当てはまる・・・93.1%(「あてはまる/42.1%」「ややあてはまる/51.0%」)

ほとんどの人が、「働くのは当然」という思いを持っていることがわかりました。

政府が目指す「女性が輝く社会」そのままに、現代の女性たちは日々イキイキと仕事を楽しんでいるのでしょうか。

 

女性たちが働き続ける理由、「仕事が好き」「成長したい」は下位回答! では上位は……?

しかし、そんなキラキラした構図を予想したのもつかの間、次の質問の回答で風向きが変わります。

「今後も仕事をしていると思いますか? またその理由は?」との質問、まず前者の答えはこうです。

・していると思う・・・94.6%(「ずっとしていると思う/55.5%」「子育てなどで一度辞め、負担の軽い仕事などをしていると思う /39.1%」)

何らかの形で、間は空いても仕事は続けているだろう、と多くの女性が思っているようです。

では、「働き続けるその理由は?」……こう聞かれて、あなたなら何と答えるでしょう?

「仕事は自分の成長につながると思うから/40.6%」「仕事内容が好きだから・仕事が楽しいから/23.9%」といった仕事への意欲を感じさせる回答は、ご覧のような割合。

順位で言うと、1つ目の回答は7番目。2つ目はなんとギリギリ10位、という結果でした。

今回の調査結果では、多くの支持を集めた答えには、ある特徴がありました。どんな理由が上位だったのでしょうか。

 

「生きていくためのお金が必要」……女性が挙げた働く理由、上位回答が切実!

女性が働き続ける理由、そのトップはこんな回答でした。

・「生きていくためのお金が欲しいから/86.2%」

仕事はお給料があって成り立つもの。働く理由=お金のため、というのはある意味当然です。

だけど、“やり甲斐”などの理由の2倍3倍の割合で、この答えが1位とは……現代人たちの経済事情がそのまま表れているかのようです。

しかし、トップ回答だけではありません。2位以下も、ほとんどが“お金”が絡む回答でした。

・「自分の好きに使えるお金が欲しいから/78.3%」

・「家族のことだけになると視野が狭くなりそうだから/46.4%」

・「子育てに必要なお金が欲しいから/45.7%」

・「離婚・夫のリストラなど、いざという時のお金が欲しいから/43.0%」

何をするにも必要なものは、何をおいても、お金。それは紛れもない事実です。

でも現代の若い女性たちの“働く理由”が、こんなにも切実だなんて……。

ただ現実的で堅実なだけなのか、切羽詰まった状況の人が多いのか……いずれにしても、これが現代の働く女性たちの真実のようです。

 

以上、現代女性たちが働く理由でしたが、いかがでしょうか?

ちなみに「可能なら副業してみたい?」という問いの答えはこうでした。

・「あてはまる」・・・73.7%(「あてはまる/35.9%」「ややあてはまる/37.8%」)

副業もいとわない、現代の働く女性たち。ここにあるのも、“意欲”より“必然”なのでしょうか……?

 

 

【参考】

「20、30 代の働く女性(キャリジョ)の意識調査」―株式会社博報堂

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