何が大変なの…!? やってみて初めて思い知った「保活」の苦労と心得

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妊娠・育児

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4月になり、子どもを持つママ達の新年度もスタートしました。

昨年度の保活も厳しさ満載で、保活中のママ達は、受かった落ちたに一喜一憂しながらも、本当はあそこの園が良かった、兄弟姉妹同じ園に入園させたかった、認可はダメで、認証になったなど、希望が全て叶えられる保育事情にはまだほど遠いということを突きつけられたわけですが……。

社会問題になっている「保活」。今回は、厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 保育課が調査した「保活」の実態についての調査結果を踏まえて、「保活」のあれこれを見ていきます!

 

「保活」によって希望通りの保育施設を利用できた人は2人に1人

調査によると、希望通りの園に入園できた人は56.8%と2人に1人でした。その中で国が定めた設置基準を満たす、いわゆる認可保育園に入園できた人は約8割となり、国をあげての待機児童対策はまだ道半ばという結果に。

また、東京都が独自で設置基準を設けている認証、国の認可を受けていない無認可施設問わずどこにも決まらなかったという人も約5%に上り、厳しい結果が浮き彫りとなりました。

保活を始めた時期を聞くと、約2割の人が、妊娠前や妊娠中からとかなり早めにスタートしていて、仕事を持つ女性の保活に対する真剣さがうかがえる結果になっています。

 

 保活の苦労・負担ってどんなこと?

調査によると、保活で希望通りの園に入園できた人も含め、「苦労・負担」だったことを聞くと、じつに色々な問題が出てきました。具体的には、

・役所に何度も足を運んだ

・情報収集方法がわからなかった

・一旦、認可外や自治体単独の保育施設にあずける必要があった

・見学予約も先着順で見学にすらいけない園があった

・産まれたばかりの赤ちゃん連れで、体力回復もままならないまま、見学時の移動や授乳などが大変だった

・見学は平日で、夫の協力が得づらい

など、多くの負担や苦労を感じている人が多く、また、頑張っても入園直前まで結果がわからず、職場にも人員配置等で迷惑をかける……など、どこから見ても、「保活=大変」という図式がしっかりとできあがっているように見えます。

 

入園の不透明な優先順位。謎多き“点数制”

多くの自治体が入園基準に設けているのが“点数制”。両親がフルタイムで働いていて○点、ママが育休から既に復帰していて○点、認可外などに常態的に子どもを預けていて○点など、それぞれの点数を合算していきます。

しかしながらその点数も、自治体によって違ったり、「選考過程が不透明」という声が多く出たりと、入園に関しての意見も多く出ています。生の声を聞いてみると、

・同じポイントでも入園できる、できないと差があり選考基準が不透明

・前年の例として、何人が入園でき、何倍だったかを公表してほしい

・役所の人によって、加点がつく、つかないの基準が曖昧

・自治体によってポイントの差がありすぎる、わかりやすくしてほしい

・生まれ月により有利不利となるのはおかしい

・求職中だとポイントが低く入所できず、収入に困る

などで、どれも早急に改善して欲しい点だなと改めて感じました。

 

これから保活をする人が、心得ておきたいこと

では、これから保活をするという人はどうしたらいいかを考えていくと、入園の基準を見ても、自治体によって様々なので、何を頼りにしたらいいのかは、かなり地域性がでますよね。

そういったことから、自治体にこまめに問い合わせるのはもちろんですが、自分の自治体の保育園ママや、これまで自分の近所で保活をした事がある人などによく話を聞いて、見学時の様子、園の特徴やどんなところがいいか、先生の雰囲気、男女の割合、行事や給食内容など、細かく聞いておくといいでしょう。

今はインターネットでいろんなことが調べられる時代にはなったものの、ピンポイントで自分の地域のことが出てくる情報は少ないですよね。経験者の話や地域の特性などの情報をしっかり集めることをおススメします。

 

以上、やってみて分かった“保活の苦労”でしたが、いかがでしょうか?

本当に不透明なことが多いので、早めにスタートするのはもちろん、集まった情報も、自分の中でしっかりと整理しておくと良さそうですね。

皆さんの保活がどうかいい方向に向かいますように!

 

 

【参考】

厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 保育課「保活」の実態に関する調査の結果

 

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