もう辞めてやるっ! いざという時に心得たい「転職マナー」とお金のこと

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「一度入社したら定年までこの会社で……」という終身雇用制度が崩壊して久しい日本ですが、それでも他国に比べれば転職に足踏みしてしまう人が少なくないのかもしれません。

とは言え、働き方は多様化しており、仕事の環境や待遇を改善したいと前向きな転職をする人は年々増えてきているのではないでしょうか。

そこで今回は、“転職を考えるときに心得ておきたいマナーとお金”について、ファイナンシャルプランナーでビジネスマナー検定の資格を持つ筆者がお伝えします。

 

やっぱり辞めたい……そう思ったらどうしたらいいの?

まず、会社を辞めたいと思ったとき、会社に告げるタイミングはいつにしたらよいのでしょうか。

一般的には会社の就業規則で“○日前までに退職願を提出しなくてはいけない”というような条文が盛り込まれています。

しかしながら、いくら規則の範囲内だとしても、誰にも何の相談もなく急に退職願を提出したら周りの人が困ってしまいますよね。社会人の一般常識として、自分が働いている職場の状況を見て、周りに配慮する姿勢はもっておくべきものです。

辞めたいと思ったら、まず直属の上司に相談すること。引き止められるかもしれないですし、引き継ぎや人材確保のために退職時期の延期をお願いされるかもしれません。自分の希望通りにならないかもしれませんが、まずは自分の気持ちを伝えてみましょう。

 

上司に退職の意思を伝えたら……退職日までの心得は?

上司に相談し、具体的に辞める日が決まったら「なんとなく仕事のモチベーションが下がってしまう……」という人もいるでしょう。

しかし、退職日まで社員であることに変わりはなく、辞めるその日までそれまで通りに勤め上げるのが大人の対応というもの。“立つ鳥跡を濁さず”となるように、自分の仕事はしっかりと片付け、後任の人が困らないように丁寧に引継ぎをするべきでしょう。

世間は意外と狭く、辞める会社の人たちといつまたどこで再会するかわからないもの。社会人として、ランチや飲み会でも変わらないコミュニケーションを心がけたいところです。

 

覚えておきたい、転職にまつわるお金のあれこれって?

退職の意思を固めたはいいけれど、転職先が決まっていない場合は、次の仕事が決まるまでのお金を確保しておかなければなりません。貯蓄を切り崩す、一時的に両親に甘える……など方法はありますが、生活費に加えて、それまでは会社の給料から天引きされていた年金や健康保険料も捻出する必要があります。

あまりに失業期間が長引くと持ち出しが多くなるため、計画的な転職をすることが大切。

働いていた年数などにより失業保険も受けられますが、会社都合の場合はすぐに支給開始となるのと異なり、いくつかの条件に当てはまらない自己都合の場合は給付制限期間があり、退職日から一定期間を経ないと支給されないことも。

まずは自分がどのケースにあてはまるのか、辞める前にしっかり確認して、転職先が決まるまでどのようにお金を確保して生活していくのか、見通しを立てておくべきでしょう。

 

以上、“転職を考えるときに心得ておきたいマナーとお金について”でしたが、いかがでしょうか?

転職する際に大切なのは、勢いだけに任せて行動しないこと。上司に相談するタイミングも、去るタイミングもなるべく念入りに計画をたてて行ってくださいね。

 

【参考】

転職者実態調査の概況 – 厚生労働省